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○○を能率的にする。これほど無駄なことはない。【ドラッカーの言葉】

今回紹介する言葉とは

今回の記事では、最近私の心に響いた、ドラッカーの言葉を紹介したいと思います。

忙しい現代人に必要な言葉だなと思って、ブログに書きたくなりました。

こちらです↓

まったくするべきでないことを能率的にする。これほど無駄なことはない。

ピーター・ドラッカー

一見すると当たり前に聞こえますが、「まったくするべきでないこと」ってなんなんでしょうか?

ちょっと考えてみます。

ものごとの「緊急性」と「重要性」を考える

唐突ですが、ある本によると、どんな物事にも「緊急性」と「重要性」という2つの要素があり、私たちが物事の優先順位を考えるとき、無意識にこの2つを考慮して決めているのだとか。

ここでの「緊急性が高いもの」というのは、「締め切り」が決まっているものということ。

「重要性が高いもの」とは、「自分や周りの人の人生にとって有益になるもの」を指します。

緊急性と重要性、どちらが大事なのか

緊急性も重要性も低いことは、最後に回すか、最悪やりません。誰もが、緊急性と重要性が高いものを一番にやるべきだと考えるでしょう。

しかし、次のうち、優先順位が高いのはどちらでしょう?

「高い緊急性+低い重要性」?「低い緊急性+高い重要性」?

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多くの方が、重要性は低くても緊急性の高いものを先にやるべき、と考えているでしょう。

なぜなら、締め切りに間に合わないと、他人に迷惑をかけたり、自分の評価が下がるリスクがあるからです。

やるべきことが複数ある時、皆さんも優先順位を考えて、どれから取り組むか決めるでしょう。

その時ついつい、締め切りの早い順、つまり緊急性の高いものから手をつけようとすると思います。

締め切りがないもの=やらなくていいことではない。むしろ大事。

私もそうなのですが、その代償として、締め切りはないけれど重要なことを、先延ばしにしていることにハッと気づきました。

具体的に言うと、気になってはじめてしまった部屋の片付けや、メールを返すことなどの単純作業に追われ、「将来自分が何をしたいのか。そのためにどんな長期計画を立てていくべきなのか?」をじっくり考えることから逃げていたのです。

しかしこのようなライフスタイルを続けていたら、死ぬ瞬間に、絶対に後悔するなぁと。

仮に課題を締め切りまでに出せなくても、メールを返信できなくても、ぶっちゃけ死ぬことはありません。

けれど、死ぬ瞬間には、「ああ、なんでもっとやりたいことに一生懸命になったり、将来のため、あの時自分の本当の課題と向き合わなかったんだろう」と思う。

重要性の高いものごとに手をつけなかったことに悔やむのではないかと思います。

重要性の高いものに集中しよう

緊急性の高いものに溺れていると、忙しくて自分の人生について考える暇なんてない、と錯覚してしまいますが、満足した人生を送るには、緊急性ではなく、重要性の高いものを大切にすべきだということです。

まとめ

ちょっと冗長な文になってしまいましたが、冒頭の言葉は、

"あまり意味のないことを、せっせとこなすのに必死になりすぎない"ようにしよう、というメッセージでした。

今一生懸命やっていること、そんなに頑張る必要があるんでしょうか?

もしかしたら、解決しないといけない問題、考えないといけない将来のことから逃げるために、忙しさで自分を満たしているのかも。

頑張るなら、意味のあることを見極めて、そっちを頑張りましょう。」ということでした。

常にこう言い聞かせて、できるだけ後悔の少ない人生を送りたいものです。。。

私もたまには立ち止まって、自分自身を点検したいと思います。

以上、ひとりごとでした。

  • この記事を書いた人

Chika

医学部6年生。将来は医療のしくみづくりに関わりたい。 興味:IT、医学教育、救急・総合診療、産婦人科、公衆衛生

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