医学部生活

女医の結婚・離婚・一生独身1/3と言われるワケ、意外と知られていない真相とは【ひろゆき】

こんにちは、ちかです。

今回はちょっとネタ的な内容です。

多くの女子医学生が、一度は考えるであろう「女医の結婚問題」について、面白い意見を見つけたので、シェアしたいと思います。

参考動画

こちらの、ひろゆきさんの質問コーナーを参考にしました。

ひろゆきって誰?

簡単に紹介しますと、有名な掲示板2chの開設者で、ニコニコ動画の代表や、プログラミング、コメンテーターなどいろんなことを手掛けている方です。

現在の活動の一つに、Youtubeのスパチャ(投げ銭付きコメント)での質問コーナーがあるのですが、結構ズバズバものをいうタイプなので、視聴者からの質問をバッサリ斬っていきます。

根拠ある現実的な答えを教えてくれるので、それが質問者に刺さるのでしょうか。

ひろゆきのYouTubeチャンネル

女子医学生からの質問

そんなひろゆきさんの質問コーナーに、ある女子医学生からの質問が来ました。

20歳女子医学生です。「女医は3人に1人しか結婚できない、残りは未婚か離婚」だと授業で習いました。今まで勉強ばかりで彼氏ができたことがなく、これからも勉強、仕事が忙しく、恋愛結婚できないと思います。昔から家庭を持つのが夢だったのですが、何か良い方法はあるでしょうか?

授業でそんなこと教わる?とツッコミたくなってしまうのですが、質問の本題は、「女医の中で結婚できるのは1/3で、1/3は結婚しても離婚し、残りの1/3は一生独身」の法則についてです。

この質問者さんの悩みに共感する医学生は多いと思います。確かに医学部は閉鎖的で大学での出会いが少なく、普段の授業や実習、さらに定期試験の勉強で忙しいです。女子校、男子校出身が多く、今まで勉強に力を入れていて恋愛なんてしてこなかったという方が多い傾向にあります。医者になると医学生以上に忙しくなるため、より一層将来への不安を感じてしまいます。

ひろゆきの回答

ひろゆきはこの質問にどのように答えたでしょうか、要点をまとめてみました。補足も入れています。

1.まず、質問者は勘違いしている。

「勘違いしているのは、女医さんは結婚する気がない人が結構いて、だから未婚が多いということ」

医学部は6年あるため、現役入学、ストレート卒業の最短コースを行っても、医者になるのは24歳です。医学部卒業(24歳)→2年間の初期研修(26歳)→3~6年間の後期研修医(30歳前後)→専門医取得→...という長い道のりを経て、やっと一人前になれます。

(ちなみに、医者は何年目で一人前と言えるのかについては、専門医取っても若輩扱い...医師はいつまで若手なの?という記事が参考になります。これによると、後期研修5年〜10年目という意見が多いです。)

女性の既婚率を調べると、20代後半で36.3%、30代前半では60.9%と、女医が一人前になる頃には、同年代女性の3人に2人は結婚しています。

せっかく6年間勉強して医師になれたのですから、最初のうちはバリバリ働きたいと思うのは自然だと思います。

結果として、「結婚して家庭に入ろう」と思う女医さんが少ないのではないでしょうか。さらに、結婚してもキャリアを積める環境がないという理由もあります。

2. 女医の離婚パターン

離婚って、一方的にふられるのではなく、女医さん側が別れたいと思って別れるということも多い。

離婚というのは、両者が合意していないと成り立ちません。ということは、離婚にふみ切った女医さんは「離婚したい、してもいいと決断した」ということになります。

医師は就職の選択肢が多く、収入に困ることも少ないです。勤務先以外でバイトをして収入を上げることもできます。「結婚すること≠経済的に依存する」であるため、離婚しても生活に困ることが少なく、そのような離婚パターンになるのかもしれません。

3. つまり、この法則は女医のメリットです

要するに、離婚したいという選択も取れるし、結婚しないという選択も取れるという、単に自由があるだけ。...つまりメリット!

「女医の中で結婚できるのは1/3で、1/3は結婚しても離婚し、残りの1/3は一生独身」というのは、どこかネガティブなイメージで語られます。

しかし実際には、女医さんは経済的に自立できるため、結婚して経済的な支援を求める必要がなく、キャリアを優先するという自由な選択ができるということだそうです。

自分がお金があるのでヒモみたいな、可愛いけど全く働かない、という男の子と結婚するのも、自分が稼げるなら可能なんですよね。

つまり、この法則はデメリットではなくメリットとして受け取ればいい!ということでした。

まとめ

いかがでしたか?

女子医学生にとっては、少し明るくなる話だったのではないでしょうか?

結婚するにもしないにも、経済的自立ができて、生活の選択肢が広がるというのは、医師のメリットですね。

最近は医学生の女子の割合が増えているので、今回の質問者さんのように「結婚して家庭を持ちたい」を実現できる職場環境が整って欲しいです。

関連書籍

筆者自身が女子医学生ということもあり、今回は女医に限ってのお話でした。

しかし働く女性が増えた今、これは多くの女性に当てはまります。

ということは、この先には晩婚化、独身化していく社会が待っているでしょう。

高齢化が叫ばれる日本ですがなんと、「2040年には、高齢者よりも独身の人が多くなる」と予想されています。

そんな日本社会を考察し、「ソロ大国・ニッポン」をどう生きるかについて、わかりやすく解説している本をご紹介します。

1人の独身研究家と1人の脳科学者の対談形式になっていて、読みやすいです。

目次(一部抜粋)

  • 300万人の日本人男性は、結婚相手が見つからない
  • 結婚していても孤独死するという現実
  • 30年前から変わらない「恋愛強者3割の法則」
    etc...

「一人で生きる」が当たり前になる社会をチェック

 

気になる方はぜひ読んでみてください。

今回は以上となります。

  • この記事を書いた人

Chika

医学部6年生。将来は医療のしくみづくりに関わりたい。 興味:IT、医学教育、救急・総合診療、産婦人科、公衆衛生

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